面倒見が良い性格で、教え子に真摯な態度で接するため教師として非常に人気がある。
同僚の教師たちからの評判もすこぶる良く、信頼されている。
父への反抗心から前へ踏み出せない響に、恋人から始めてみるのはどうかと提案する。

そして響とまず恋人として付き合い、互いに愛情を育み、相思相愛の関係になる。
最終的に響からのプロポーズに応じ、妻となる道を選んだ。
「この屋敷に来て、本当によかった。 素敵な旦那様を見つけることが出来て、わたし、とても幸せよ」

夫に無理心中を迫られていたところを響に助けられ、以来 健気に尽くしてきた。
その性格は献身的かつ母性にあふれている。
許嫁の葵が現れ、響に対する好意を抑えられなくなり、自ら身体を捧げてしまう。

身体だけの関係で十分だと思っていたが、響の口から好きだと告げられ求婚される。
自分が既婚者であること、葵という許嫁が存在することから断ろうとするが、
響の○い想いに押され、心と身体、全てを委ねていった。
主人公にとって妻であり、姉であり、母親のような特別な存在となっている。
「こんな私を響さんが抱いてくれている。 本当に幸せすぎて、夢を見ているようです」

クラス委員の仕事をこなしつつ、テニス部の活動とアルバイトを両立する多忙な少女。
全てにおいてマジメで一生懸命な性格だが、頭が硬くて融通が利かないことも多い。
部活での活躍や、その容姿やスタイルの良さから男子はもちろん、女子からも人気。
響を風紀を乱す要注意人物と見なし否定的だったが、響の生い立ちを知り興味を抱く。

そのうち互いへの興味が好意へと変化、響からの告白を受けて付き合い始めることに。
その後も愛を深め合っていき、やがて響のプロポーズを受け、妻になることを決める。
婚約者となった現在は、父親に逆らい屋敷を出た響を迎え入れ、同居している。
「まさか暁君とこんな関係になるなんて、まだ信じられないわ。 でも、嫌じゃない。 あなたの妻になれて、嬉しいって思える自分がいるの」

昔から響を 「お兄ちゃん」 と呼び慕い、長期休みは東京の実家まで遊びに来ていた。
明るく活発な性格で、外見も幼く見えるが しっかり者の頑張り屋さん。
気配りが行き届いていて、他人に迷惑をかけないようにと常に心掛けている。
響のことが大好きで、お嫁さんになることを昔からずっと夢見ていた。

しかし妹に対するように接してくる響に、自分の気持ちをハッキリと伝えられずにいた。
だが葵や美里の存在も後押しして、精一杯の想いを込めて好きだという気持ちを告白。
五十鈴を女性として意識するようになっていた響にその想いが届き、恋人同士となる。
その後は許嫁の問題をクリアするため響からプロポーズされ、妻になることを誓う。
「お兄ちゃんと結婚することが出来るなんて、はぁ、とっても幸せだよ。 えへへ、これから毎日、いっぱいいっぱいエッチしようね」

父は霧島重工グループの直系、母は帝洋製○の社長令嬢というサラブレッド。
ただしそのことを鼻に掛けることは一切なく、むしろ庶民的な雰囲気でノリも軽い。
それでもクラスメイトからすれば恐れ多いらしく、その存在は浮いてしまっている。
同じ良家の出身で浮いた存在である響とは馬が合うらしく、一年時からの友人。

気まぐれで授業をサボるなど素行が悪く、クラス委員である凜によく注意されている。
しかしいい加減な人物だと思われがちだが頭の回転は早く、面倒見が良い性格をしている。
またアクティブで、放課後や休日は特に用事もなく街へフラフラと遊びに出て息抜きをしている。
「いきなり結婚だなんて、響っちもなかなか大胆だねぇ。 少し見直しちゃった」

独善的に物事を決め自分の生き方に口を出してくる父に反発。
家出同然で実家を出て青葉美里を頼り、別邸である神楽邸に住み込み始めた。
地元で有名な豪邸に住んでいるため “暁のボンボン” と陰口を言われることも多く、
クラスメイトとは深くも浅くもない距離感を保っている。
成績は常に上位。 運動も苦手なものはなく、そつなくこなせる器用人。
部活動はしていないが、伊月の助っ人紹介事業（？）で各運動部にスポット参加。
助っ人とは思えない活躍を見せ、一部の学生からは “ハイパー暁” として頼られている。
許嫁として押し掛けてきた葵との出会いをキッカケに父親と向き合う覚悟を決め、

最愛の “彼女” に想いを伝えると共にプロポーズした。

ワンマンタイプで部下に的確な判断で指示を出し、効率的に仕事をさせる有能な人物。 部下からの信頼は厚い。
筋骨隆々で非常に体格が良い。
自分の前任であり師とも言える生駒啓三に心○。 啓三の孫である葵と自分の息子を結婚させたいと考えている。
独善的で、幼い頃から響に対して、自分の言う通りにしていれば幸せになれると教え込んできた。

許嫁の話も善意の行動であり、葵と響が一緒になることがベストだと信じている。
しかし響は自分の人生・未来は自分自身で決めると答え、雷電の意向に背いて自らが選んだ道を進むことになった。
そんな響を雷電は愚か者と決めつけるが、内心では自分から逃げ続けていた響の変化・成長に、父親として喜びを感じている。

引退後は趣味であるアンティークショップを開業し、自由気ままにのんびりと日々を過ごしている。
豪放な性格で、元部下たちから慕われ今も相談を受けている。 雷電もその一人。
雷電とは仕事で何度もコンビを組んで大きなプロジェクトを多く成功へと導き、
霧島重工のトップである霧島隼人に “パーフェクトコンビ” と称され重用された。
意気投合することの多かった雷電に孫娘を紹介し、将来は息子の嫁にと提案する。

出来るだけ自然な形でふたりに出会いの機会をと考えていたが、雷電から家出した響のことを相談され、悩んだ末に葵を送り出した。
葵には、もし気に入ったのなら結婚してほしいが、嫌だったら遠慮なく嫌と言えばいいと伝えていた。